“SKY’S THE LIMIT”
10代から国内外の舞台に参戦し、
第一線で結果を残し続けた。
その太陽のように眩しい姿は
BMXを取り巻く状況を変え、
才能あるライダーが背中を追う。
しかし放つ光が強烈であるほど、
背に伸びる影は長く、濃い。
“パイオニア”は誰よりも貪欲で、
“アスリート”は誰よりも孤独だ。
のしかかる重圧を受け止め、
己と向き合い、積み重ねる。
それでも勝負の世界は時に残酷。
大舞台になればなるほど、
ボタンのかけ違いや糸のほつれで、
明暗が分かれてしまう。
それでもなぜ挑むのか。
皆の期待に応えたいため?
いや、それだけではない。
自分自身を誇るため。
結果は神のみぞ知る。
そんな無責任な言葉は、
結果を求める者には吐けない。
どんなラストを迎えても──。
夏の強烈な日差しを浴び、
青空に高く羽ばたく君は、
もうすでに限界を超えている。